Matsumoto

英文法

動詞の分類 アスペクト(相)の観点から

はじめに  この記事では、アスペクトの観点から見た動詞の分類について解説します。例えば「状態動詞は進行形にできない」というのを皆さん習ったことがあると思います。では動詞にはどんな分類があるのか、その判断基準は何なのかについて解説しま...
英文法

時制と相 3 Reichenbach(ライヘンバッハ)(1947)の紹介②

 前回の記事に引き続き、ライヘンバッハ(1947)を阿部(2018)を基に紹介していきます。前回の記事を読まれていない方はそちらを読んでからこの記事を読むことをオススメします。 時制と相 2 Reichenbach(ライヘンバッ...
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英語の感覚・日本語の感覚 感想と紹介

 この記事では池上嘉彦(2006)『英語の感覚・日本語の感覚』日本放送出版協会の紹介をします。気になった方は是非ご一読下さい。  池上嘉彦さんは『「する」と「なる」の言語学』や『記号論への招待』などでも知られている先生ですね。どちら...
英文法

時制と相 2 Reichenbach(ライヘンバッハ)(1947)の紹介①

 この記事では、Reichenbach(ライヘンバッハ)(1947)を阿部(2018)を基に紹介していきます。特に今回は完了形と時制の話をします。進行形についてはまた別の機会に。  時制と相について考える際、ライヘンバッハは次の3つ...
英文法

時制と相 1

 この記事では時制と相について導入的な解説をします。特に今回は時制の話です。相は別の記事にします。  高校までの英語の授業で時制と相を明示的に異なる文法カテゴリーとして習ったことのある方は少ないのではないかと思います。多くの方は、「...
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補語

この記事では補語について解説します。次の例で太字になっているのが補語です。 (1)I am happy.(私は幸せだ)(2)The boys made Bill their leader.(少年たちはビルを彼らのリーダーにした)安藤...
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管理人の本棚

今まで読んだ本をリストしておきます。参考までに。大学時代は専ら理論的な研究に興味がありましたが、英語史や音声学・音韻論また記述文法についても勉強したいと思っています。 阿部潤(2008)『問題を通して学ぶ生成文法』ひつじ書房 ...
英文法

目的語

この記事では、目的語について解説します。次の例を見て下さい。太字になっている語が目的語です。 (1)My father bought a new car.(私の父は新しい車を買った。)(2)John can speak French...
英文法

主部・述部(主語と述語動詞)

 この記事では、英語の主部と述部について解説します。  Hello!など、1語で文を形成する例もありますが、ここでは次のような典型的な例を話題にしたいと思います。 (1)I play tennis.(私はテニスをします。)(2...
英文法

英語の「文」について

 この記事では英語の文がどのように定められているのか解説していきます。次のような例はすべて文です。 (1)Hello!(やあ!)(2)Poor Johon!(かわいそうなジョン!)(3)Down with the tyrant!(暴...
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